トルクレンチ

今回はちょっとトルクレンチ、トルク管理について紹介しようと思います。

まずは、ボクが所持しているのは、
ソアラのホイールナットを締め付ける用に、TONEのT4HC140

差込角12.7mm
能力範囲は、40~140Nm

2017年に楽天で8,800円くらいでした。

 

そして、最近メルカリショップで購入した
差込角9.5mm用に、TONE T3MN50
能力範囲は、10~50Nm

送料込みで12,500円と格安でした。ケース付きタイプだし。

別にハードケースは要らないんだけどね。

締め付け用なので、時計回りで使えとのこと。

使用後は最小目盛に設定しろとのこと。

まぁ、トルクレンチだからこれが普通ですよね。

ボクは無視して、ホイルナットを緩めるのに使ってたりしますけどね(^-^;
トルクレンチで締めたものなので、そんなにバカ硬いものを緩めるわけでもないので。

トルクレンチを使っていると、自然と力の入れ加減を覚えていけるので、
ある程度、手ルクレンチでも行けるようになる気がするので、トルクレンチはお奨めです。

・・・脱線しました。T3MN50の続きです。

こんな感じになっています。能力は10Nm~なのに、さらに低い設定もできるのだろうか?

T4HC140とは違って、ちょっと便利になったやつです。その分高級品。

レビューで表示窓のメモリがずれ過ぎというのがあり、写真もアップされてますが、
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000W9FMYS/

ボクのはそうでもなく、問題なさそうです。

使っていたらずれてくるとのレビューもあり、
今後が心配ですが、こんなに高級品なのにメモリがずれたらショックです。

収納は付属ハードケースだとかさばるので、百均で見つけた袋に収納してます。

 

そして、このTONEの高級品を買う前に持っていたのが、
デジタルトルクアダプター AD-135です。

楽天で6,300円くらいでした。

右回転、左回転に対応。なので、緩めトルクも計れます。

トルク測定範囲も広く「10Nm~135Nm」

サイズは、全長75mm 幅44mm 奥行43mm 重さ186g

差込角9.5mm

ソケットも9.5mm

単4電池2本必要。

プラスネジを回して蓋を取り、電池を入れます。

設定自体は単純で複雑ではないです。

電源ボタン長押しで電源を入れ、
SETボタンを押して、点滅中にアップ・ダウンで数値を合わせて、SETボタン。
(SETボタンを押してSAVEしないと確定されない)
トルクモードは、Cボタンと▼ボタンを同時押しで変更。
(トラックモードか、ピーク固定モード)
(ピーク値は15秒間表示されて0.0に戻る。またはCボタンで即クリアできる)
 

使い勝手ですが、いろんな人のレビュー通りです。
・ピーク固定モードが便利。(力を加えるたびに、その時のピーク表示をしてくれる)
・自動電源オフは早すぎ(90秒)。
・5秒長押しで電源オフは長すぎ。
・音消しができない。
・音量がちょっとうるさい(静かな住宅街では響く)。
・数値合わせのスピードがいまいち。音も鳴るのでうざい。

トルクの信頼度は、校正証明書もあるし、

詳しそうな人のレビュー動画からも信頼できそうです。
だって、これ、TONE・・・(略

■コンヨ AD-135

なるほど。Cボタンと電源ボタンは一緒なのね。

 

■差込角が12.7mmのレビューですが、
ボクのお気に入りの、鳩はとの工具箱さんもレビューしてます。

■TONE H3DT135
https://www.amazon.co.jp/dp/B007P7YHI2/
レビューに分解写真があります。

 

先ほどの紹介の方の、モンキーレンチの向きの検証も面白い。
■モンキーレンチの向きはどうでもいい

向きなんて気にして使ってなかったです、はい(^-^;
どっちでもいいことが分かって、よかった。

 
 

フロントキャリパーを固定しているボルトですが、

2りんかんで、ステンレスボルトをゲット。

サイズが詳細に記載されていてうれしい。

キャリパー固定ボルトの

緩めトルクを

計ってみます。

19.8Nmで緩んだ(^-^;
ここ、サービスマニュアルによると25Nmです。
ボクの手ルクレンチもまだまだのようです。

今からのボルトの締め付けは、しっかりしておこう。

ボルトをステンレスキャップボルトに交換。

デジタルトルクアダプターはこの形態になるので、頭でっかちです。

あ、合体している9.5mmのスイベルラチェットは、そう、

KTC(京都機械工具株式会社)から最近出たやつです。

ヘッドが小さくて便利。BRSW3
Amazonで6,467円でした。
スイベルの硬さは六角で調整可能。

ただ、ロックボタン機能はなく、方向転換もちょっとやりづらい気がする。

工具系YouTubeを見ていると、ついつい、ほしくなってしまうんですよねぇ。

たいした整備しないのに、工具はいっちょ前のやつを揃えたくなるんです(^-^;

 
 

さてさて、トルクレンチな工具紹介でしたが、

そもそもトルク管理ってどうなの?です。
 

■あすかさんが、ぐぅのねも出ない感じで、トルク警察を論破してくれています。必見です。

締め付けトルクだけ気にしちゃダメ。
ボルトの状態把握と、ボルトに掛かっている軸力が重要。
手で軸力を感じることが大事。
ってことですね。