サーモスタット交換

昨日、水温計をつけて、現状把握ができました。

水温93℃、油温がその-15℃くらい。

ファンはよく回るし、熱風も襲ってくる、
短パンで乗ったら火傷しそうな熱々なZRX400です。

そこで、Kawasaki純正流用ローテンプサーモ作戦をやってみようと思います。

品番49054-0004

モノタロウで2,453円

60℃開弁です。

外径52mmくらい。

Oリングの品番92055-112

53.5mm。サーモの外径より大きいようだけど大丈夫なのか。
モノタロウで253円

 

早速作業開始。

リザーブタンクは、ここにあり、ネジ一本外すと、

あとは爪が2か所に刺さっているのを意識して外すと、

こんな感じになります。

昨日に続き、今日も燃料タンクを外します(^-^;

もう、お茶の子サイサイになりました。

外し方は、こちら。

サーモスタットはこの位置。

ホースバンドの位置を確認。左側からここと

右側からのここを緩めれば抜けると思います。

あと、ステーで固定されているので、

右側のこのボルトを外せばよさげ。

冷却水を、吸い上げて、

リザーブに移動しておきます。

スポイトは、百均で灯油関連のコーナーで売ってました。

そして、先ほどのホースバンドを緩めて、
グニグニやってると、取れました。

ホースをプライヤーで挟んで
軽く回す動きをしてやると固着から外しやすいです。

冷却水を吸い取っていたおかげか、水は全然漏れてこず、飛散なことにはなりませんでした。

ネジを外して、サーモスタットのお目見え。

こんな

具合です。

サーモスタットは、ちゃんと穴が上の位置で着いてました。

外すとこんな具合。

交換していきます。

82℃開弁のものから、

60℃開弁のものへ。

Oリングも交換します。

サーモスタットのツバにはめるのではなく、受け土台にはめるようです。

なので、サーモ外径より大きい径だったのですね。

ソアラだとOリングはサーモ外径にはめるので、
Oリングの大きさがちょっと不安でした。

そういや、ZRX400の純正は7Mソアラ純正と同じ82℃開弁ですね。
そんなソアラも純正流用ローテンプ、75℃開弁にしています。

純正流用ローテンプはクルマもバイクも共通ですね。

 

サーモ、Oリングを交換したので、

あとは元に戻します。

そして、漏れるとふんで、加水するためにCLBを用意していました。

WAKO’S クーラントブースター。250mL。

ヤフオクで960円+送料520円。

https://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/CLB.html

冷却液の防錆・防食・消泡性能を復活させてくれるようです。

消泡性能が素晴らしいようです。
https://www.youtube.com/watch?v=e_h0MMOCA1A

エア抜きボルトも外して、

CLBを注入、

そして、
エンジンをかけて、アイドリングさせるのですが、
燃料タンク外しているので、エンジンがかけれません。。。

 

で、登場するのが、耐油ホースとニップル

コメリで、7φ(内径7mm)燃料ホース、1mで398円。(8φがほしかったが、無かった)
外径8φのニップル、188円。

あと、何かのブースト計のおまけでもっていたエアホースフィルター。

こんな感じで、燃料タンクをずらして置き、(下には段ボールやタオルなどで保護)

燃料ホースと、負圧ホースを延長させる作戦です。

負圧ホースは接続せずともいいような気はします。

駐車場でのアイドリングは近所迷惑になるので、
少しひらけたとこで、エンジン始動。

ちょうど木陰がありました。

エア抜き中動画(約20秒 9.2MB)

セミの方がうるさいかも。

アイドリングのみで、すぐに60℃到達。

サーモが完全に開いているはず。

無事、エア抜きを終え、キャップ締めて、

燃料タンクを戻して作業完了。

ラジエターホースが、エキマニのすぐ近くを通っているのが気になりました。

バイクってこんなもんですかね?
サーモバンテージでも巻いてみようかな。

 

試走で、

いつもの篠栗町の鳴淵ダムへ。

走行動画(約28秒 13.5MB)

結局93℃くらいになったのですが、かなり時間稼ぎにはなりました。
あと、走行風が当たり続ければ温度が下がるのもマシになった気もします。

ラジエターのキャパに問題なければ、
サーモ開弁温度のプラス10℃くらいで安定するんだろうと思っていましたが、
(82℃開弁なら92℃安定、60℃開弁なら70℃安定、な感じで)
そうでもないようで、ラジエターのキャパはいまいちかも。

ソアラは新品KOYO製アルミラジエターに、WAKO’Sクーラント液の恩恵もあって、
夏でも80℃くらいで安定しています。(75℃開弁で80℃安定)
純正水温計が真ん中から一メモリ下で安定。

 

そして、いつもとは違うダムへも行ってみました。

篠栗の鳴淵ダムから、宮若方面へ山道を進んで、力丸ダム。

これといって、動画撮影にいい走行中景色は見つからなかったので、
もう来ないかな。
休憩スポットとしてもイマイチでした。

夏でも涼しいドライブスポットを探しております(^-^;