DAEGマフラー交換

ダエグの純正マフラーは

とっても静かです。

Z900RSなんかは純正で結構うるさいらしい。

とりあえず、そんな静かなマフラー音を計測してみることに。

45度で50cmの距離だったかな。

そして、最高出力馬力が出る回転数の半分で計測、だったかな。

ダエグは、8000rpm で110psなので、4000rpmで計測ですね。

 

さて、交換するマフラーは、車検対応のチタンマフラー。

アールズギアのワイバン、
フルエキ、シングルのサイレンサーがチタンドラッグブルー。ってやつ。

https://www.rsgear.co.jp/products/6232/

ヤフオクでかなり競りまして、143,000円+送料2,960円。
新品の23万円からは安いけど、昔なら20ソアラ1台買える値段です(^-^;

カラーが付属タイプで、装着しやすい。

どの気筒のパイプかは、フックの位置を合わせると、

2本、2本が選定でき、曲がり方で判断可能。

こんな感じで合ってると思います。

ん~、美しい。
キズなく美品だったのもあって競ったと思われます。
でも、「自動延長なし」だったのに、直前じゃなく、だいぶ前から入札しまくられて吊り上がるという、残念な感じでした。
延長なしなら、数秒前勝負でしょ。

4-1ルックスの4-2-1構造。もちO2センサーもつけれます。

出口が車検対応を物語っている気がします。

そして、

こんなところに、ワイバンのロゴ?キャラクターが。

そのキャラクターを見える方向につけるんだろうから、
装着の向きが分かって一石二鳥?

この中間パイプの出口も車検対応がうかがえます。

そしてサイレンサー、

シェル部の長さは45cmくらいで、

全長は55cmくらい。

ワイバンロゴのそばに汚れ?キズ?があり、
取れないのか?と聞いた質問者がいて、取れそうにないですとの回答があったんですが、

パーツクリーナーで拭いたら、
あっさりキレイになりました。ラッキー。

あと、ちゃんとZRX1200DAEGでの車検対応なので、
原動機の型式「ZRT20AE」が刻印されています。

車種が違うとせっかくのJMCAでもダメらしいですね。

大きいサイレンサーですがチタンなので、1510gと軽いです。

出口の形はこんな感じで、

内径57φ

外径60φといったところです。

シェルは、外径112φくらい。

一番気になるのは、シェルの内部のインナー径ですよね。

約42φでした。

昔にソアラのブレーキローターの接着面を計るために買った
内寸測定工具、意外に活躍します。

スプリングフックとサイレンサーバンド

肉抜きのバンド115φ

フックもゴム保護つき。長さが2種類あったけど、

おそらくこうかな。と予測がつきました。

説明書と

ガスレポつき。自動車排出ガス試験結果証明書。

これで、車検は怖いものなし。なはず。

初めて見ました。なんか大変ですね、マフラーメーカーも。
その分、ユーザーに価格で乗っかってくるんでしょうけど。

アンケートはがきや、ステッカーのプレゼントまでありました。

中古なのに、新品同様な感じです。
取付説明書はざっくりとしたものでした。

取付後、Eg始動前には、綺麗に脱脂してねとのこと。

あと、オイルフィルター交換時は、サイレンサーバンドを外さず、

ステップ毎が楽ですよと、親切アドバイスがありました。

パーツリストもあり、単品で買えたりもするのかも。

重さですが、純正が14.0kgで、ワイバンチタンが4.2kg。

約10kgも軽量化です!

車体重量246kgから236kgくらいになって、ZRX400の200kgに少し近づきました。

ZRX400乗りからすると、そんなに大差ないんで平気なんですけどね。

 
 

さて、交換作業です。

まずは、名残惜しい、純正マフラーサウンドを聞いておきます。

動画(約23秒 28MB)

 

サイレンサー固定ボルトを緩めて、

抜こうと思ったら、サスにあたって抜けず、

タンデムステップ固定のボルト2本を外して、

一緒に撤去。

そして、サイレンサー根元のボルトを外して、

サイレンサーを引き抜くと、

サイレンサーとったどー。

この状態から社外マフラーに変えるのを、スリップオンマフラーと呼ぶんだと思います。

エキマニからごっそり変えるのを、フルエキと呼んでいるかと。

この状態での、爆音を聞いてみたい衝動にかられますが、
住宅街なのでEg始動はやめておきます(^-^;

排気デバイスのワイヤーが、

こんな感じで、弁を動かしているようです。

今は、全開状態。

それにしても、スイングアームがキレイです。

ネットでの写真数枚で購入を即決したんですが、当たりな気がします。
各部、めちゃくちゃキレイで驚いています。
純正新品パーツで戻したのかっていうくらい、部品部品も綺麗で、
フレームも無傷だったりなので、
14年前の車両に、新車価格並みの大枚をはたいたんですが、後悔なしです。

納車直後、色々トラブルありましたけどね。車検通したくせに整備されて無さすぎて。

・・・脱線しました。

この悪名高い、排気デバイス装置ともお別れです。

ワイヤーの、

調整箇所を、

短くして、ワイヤーがたるむようにし、

固定ピンを

外して、

ワイヤーを外します。

あとは、ワイヤーを引き抜いていくのですが、

さすが純正。ガイドなんかもあり、丁寧に引き抜いていく必要ありでした。

ブラーんとさせておきます。

続いてO2センサーも、カプラー外して、

ブラーん。

そして、難関?エキマニの固定外し。ラジエータを外すorずらす必要があるとかないとか。

1気筒、

4気筒のサイドは横からスパナでいけそうです。

残りは、こちら。
首振り機能付きのエクステンション。

これで、

事足りました。

こんな具合でアクセスできました。

首振りソケットも持ってますが、それを使う必要すらなかったです。
全然、難関じゃなかった。

無事にフランジが取れました。

ナットがボロイ。。。新品用意しとけばよかった。

最後に、オイルフィルターそばの

固定ボルトを外して、

これで、固定箇所すべて外れたので、

よいしょと、
純正エキパイとったどー。

ガスケットを、

マイナスドライバーなんかで、

外しました。

ZRX400の時は、固着してて外れなかったんですが、
今回は固着なし。よかった。てかこれが普通だと思います。

ZRX400は、よほど接着力の高い何かで固定したんだろうね。勘弁でした。

ガスケットは新品に交換します。

KITACOの「XK-03」4個入りでAmazonで631円。

新旧比較。

落ちてこないよう、液ガスをちょびっとだけ塗って、装着しました。

 
ワイバンのチタンをはめていきます。

まずは、やりにくい内側から。

そして、4-2-1部。

あ、O2センサーが付けれない(^-^;

一度外して、O2センサーをつけてから、

装着しなおし。

ちなみに、O2センサーは、純正新品です。
詳細は過去ブログ参照。

 
ん~、オイルフィルター交換、この4-2-1も外さないと

厳しいかなぁ。O2センサーにスプリングフック4個あるし、面倒だなぁ。

そして、サイレンサーまでの中間パイプ。

ワイバンロゴを見えるようにつけて、

サイレンサーをつけたら、完成。

 
スプリングフックですが、ちゃんと専用工具を準備していました。

TONEの

テンションスプリングフック TSH-165

Amazonで1,110円。

長さは165mm
型番のTS165からも分かりますね。

この角度が使い勝手向上らしい。

確かに、簡単にスプリングフックをつけれました。
さすが専用工具。
 

完成したので、大阪魂でキレイにし、

あ、排気デバイスのワイヤーだけでなく、

本体も撤去。

これも軽量化に役立ったかも。

そして、Eg始動。

動画(約20秒 25MB)

 

ん~、さすが車検対応。静かです。

回すと、社外マフラーかなと感じれる程度。

接続部などの排気漏れをチェックしていたら、サイレンサー下部

この穴から排気を感じたのですが、これは水抜き穴らしいです。

 
 

試走し、ちょっと物足りなく感じました。

大型所以、街乗りでは回転数を上げる走りにならず、とっても静か。

回すと、あっという間に100kmオーバーなので、心地よいサウンドは、なかなか聞けないです。

でも、フルエキチタンで、美しいカラーリングなので、満足♪

 
 

★おまけ★

純正サイレンサー、持っただけで重いと分かります。

重量は、チタンのワイバン1510gに対して、6218gでした。

このサイレンサーもとっても綺麗で、なんかもったいないけど、
ヤフオク行きです。