DAEG取扱説明書

ZRX1200DAEGの取り扱い説明書がバイクに付属していなかったので、
ヤフオクでポチリました。

もう絶版なのでプレミア価格でしょうか、2倍の3,800円でした。

まぁ、なんちゃない説明書。

と思っていましたが、かなりいい感じの説明書でした。

まずは、エンジン番号、車体番号がどこに刻印されているか。

エンジン番号は、

こちら。

車体番号は、

こちらですね。

メーターの時計の設定方法は、

・IG-ONで、RESETボタン2秒以上押すと、調整モードになる。
・RESETボタン押して点滅させて、MODEボタンで調整。
・終わったらRESETボタン押して、時分を点滅させて、MODEボタンで終了。

イモビライザー内蔵のキーは、
マスタキー(赤色)、ユーザキー(黒色)

赤色のマスタキーから複製するので、普段は黒色を使うようです。

キーを抜くと、警告灯が点滅をするのですが、(セキュリティっぽく)
それをやめるには、
イグニッションをOFFにして20秒以内に
MODE、RESETボタンを同時に2秒以上押すと解除できる。

トリップメーターはA、Bがあり、
Aは 999.9kmまでで、
Bは 9999.9kmまでとなっているそうな。

RESETボタン2秒押しで0.0kmに戻る。

 

ダエグの純正KYBサスペンションですが、
なんとプリロード、伸側、圧側と調整ができます!!!

■フロント

プリロード調整

標準値は、14mm
範囲 5mm(堅い)~20mm(柔らかい)

伸側減衰力

標準値は、7段目
範囲 0(堅い)~10(柔らかい)

圧側減衰力

標準値は、8段目
調整範囲 0(堅い)~13(柔らかい)

 

■リア

プリロード調整

標準値は、2段
範囲 1(柔らかい)~5(堅い)

車高長レンチで回して、

調整するようです。

圧側減衰力 (フロントと逆で、上にあるのが圧側)

標準値は、2段
範囲 1(柔らかい)~5(堅い)

伸側減衰力 (フロントと逆で、下にあるのが伸側)


標準値は、II段
範囲 I(柔らかい)~IIII(堅い)

アラビア数字かと思いきや、棒の数が変わる目印でした。

サスペンションセッティングは、沼な気配ですし、
鈍感なボクには分からないだろうから、
このレビューを参考にし、真似ました。
https://allabout.co.jp/gm/gc/462123/

>ZRX1200DAEGのサスペンションは
>前述したようにフルアジャスタブルタイプですが、
>カワサキのフルアジャスタブルサスペンション搭載車両は
>基本的に町乗りには若干固いセッティングになっている印象があります。
>私のように町乗りで多用する乗り方をする場合は
>思い切って一番柔らかいセッティングに変更してもいいかもしれません。

>リアサスペンションは
>サスペンション上側についているダイヤルを回すことで
>サスペンションの柔らかさのセッティングをすることができます。
>1が最も柔らかく4が最も硬いセッティングです。

>フロントサスペンションは
>下側の付け根にマイナスドライバーで回せば調整できるダイヤルがあります。
>まわすと「カチッカチッ」と段階を踏んで調整が出来ます。
>右に回すと柔らかくなり、左に回すと硬くなります。

>私は前後とも一番柔らかいセッティングにしましたが
>乗車時の車高が若干下がり足つき性が改善されるとともに、
>街中の細かいギャップの振動をあまり拾わなくなり快適性が増しました。
>他にも伸び側のダンパー調整やプリロードの調整が出来ますが、
>全部ためすとセッティングにはまってしまうため、
>まずは前述したサスペンションが縮むときの硬さ調整を試してみると良いでしょう

 

燃料タンク容量は、18L。ハイオク仕様。

燃料計は、一番下のセグメント表示で6.5L。点滅で4.0Lとのこと。

ダエグの燃料計は、警告が早すぎるとのレビュー多数。
すぐにガンガン燃料メーターが減っていくらしい。

古いバイクなので、ならし運転も記載があるんですね。

エンジンオイル量は、フィルタ交換なしで、2.7L
フィルタ交換で3.0L

交換時期は、6,000km毎

プラグは、CR9EK

アクセルケーブルの調整は、
内側(図の奥側A)が閉じ側、
外側(図の手前側B)が開け側。

アイドリング調整スクリュがある。

横というより、

下から覗き込むと見えます。

締めると回転が高くなり、緩めると低くなりました。

チェーンに給油するポイントが図解されていました。

そう、シールを狙うのです。

チェーンのたるみは、標準値 20~30mm

調整方法

ホイールアライメント調整方法

タイヤ空気圧は、前後ともに2.5kgf

タイヤサイズは、フロントが120/70 ZR17、リアが 180/55 ZR17

 

■主要諸元

馬力は、110PS / 8,000rpm。 トルクは、10.9kgf / 6,000rpm
車両重量 246kg

ちなみに、ZRX400は、
馬力は、53PS / 11,000rpm。 トルクは、3.8kgf / 9,000rpm
車両重量 200kg

400から1200になると、馬力、トルクが2倍強。

冷却液の量は、3.0L

ホイルのリムサイズは、フロント 17 x 3.50

リアが 17 x 5.50

 

と、充実な内容の取り扱い説明書でした。

 

 

が、実は、カワサキは取扱説明書がネットで見れるんです。

カワサキのホームページの、下部
https://www.kawasaki-motors.com/mc/

めっちゃ隠れてる感じで、ほら。

「取扱説明書検索」があり、

MORTORCYCLESをクリックすると、

モデル名から車種を選び、特に年式とか指定せずに、検索すると、

各年式の取扱説明書のリンクが出てきます。

電子ブック形式のみっぽいので、PDFダウンロードは存在してないようです。

2013年以降のだと、

左に目次がついて、検索もできるようで、ちょっと便利かも。

オンラインショップのパーツカタログといい、カワサキってめっちゃいいですね。
(廃版で代替品がある場合は勝手に導いてくれるし、価格もモノタロウより安い)

他のメーカーも、こういうサービスあるんだろうか?