メープルA-1ゲージ

ついに購入しました、

イケヤフォーミュラ

メープルエーワンゲージ フルセット

品番「IFMPA1GF」
https://www.amazon.co.jp/dp/B081JX3CK1
メープルA-1ゲージ、スタンダードのフルセットです。

なかなかの高級品で、3Dアライメント2回で元がとれる。

 

なんて思っていません。

3Dアライメントを「ちゃんと」とってくれるショップさんを経験するとね。

http://soarer.in/?s=%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

水平とれた環境、
1G状態で調整でき、前後に移動しては計測・調整を繰り返せる環境があれば、元とれるかもだけど、
そうでない場合、依頼するににこしたことはありません。

 
福岡なら、16studioさんを激推しします。
https://16studio.jp/

過去、何件ものショップの3Dアライメントを体験した結果、
激推しできると体感したショップさんです。

今も、オートポリスのRevSpeed走行会でご一緒になって走ってます♪
あ、ボクは中級クラスで、16stuidoさんはショップクラスですけど(^-^;

現役で走ってらっしゃるし、サーキット走行でのアライメントのアドバイスも頂けますし、
D1車両も扱ってるので、とても信頼できるショップさんです。

 

今回、ゲージを購入したのは、
パーツ交換などで、ちょっと、どうなってるか、気になった際のチェック程度に使えたらいいなと思い、購入しました。

自分の環境下だと、水平が取れる箇所がないので、
トーイン、トーアウトくらいが分かればいいかなぁといった程度ですが。
(キャンバーは水平がとれている環境じゃないと、まったく数値が当てにならない)

格安な、「アライメントゲージF5」より、精度高く、簡単に測定できそうでもあったので。

 

さて、中身ですが、

検品した検査表がついてました。

専用の袋に入っていました。

メープルスポーツ(MAPLE A-ONE GAGE)

メープルスポーツさんが制作オリジナルなのでしょうか?
https://maplesport.com/products/

中身はこんな感じ。

IKEA FORMULAさんのサイトに
「メープルA-1ゲージ STD フルset」
https://www.ikeya-f.co.jp/general-purpose-post/1528

取扱説明書のPDFもDLできます。
(その印刷物が製品に同梱されています)

使い方の動画も色々あがっており、良さげなのをピックアップしました。

1級整備士チャンネルさん

■DIYで簡単にアライメント測定ができる【メープルA-ONEゲージ】を使ってRX-8を測ってみた

 

■RX-8のアライメント調整やってみた!

 

RED Memoryさん

■自宅で簡単にアライメント調整

 

水平とれる環境を準備するのって大変です。

下記、アマトーレーシングさん

ここまで大変な準備ができるなら、2回で元取れるけど。。。普通無理です。

■自宅で出来るアライメント調整DIY!自分でやれば2回で元取れます。

 

黄色のカスタムゲージは、キャンバーが9度まで計れるらしい。
ボクが購入した、銀色のスタンダードは、5.5度まで。
(ドリ車じゃなきゃ、STDで十分。
 ボクは3,000円のデジタル角度計もってるし、デジタル角度計にお金掛けた方がいいと思う)

 

で、どの動画でも、細かく紹介してくれていない点をボクは紹介しようかと思います。

ゲージ右端

ゲージ中央

ゲージ左端

サポートL、サポートS

トヨタのピッチ1.5に、

日産のピッチ1.25に対応

記載シールがなくても、ローレットで判断できます。

サポートL、サポートS、ともにローレット1本だけある方がピッチ1.25です。

超ディープなホイール(オフセット-)な人は気になるかも、

サポートSの長さですが、14cmです。

14cmで円盤つけれないほどディープなホイールには使えません。
アダプターとか別売りあるっぽいけど。

サポートLは、22cmです。

錘付き紐は、こんな感じで、

50cmないくらい。

ゴム紐は、こんな感じで、

1m50cm超くらい。

サポートLには、輪っかではめて、ゲージには、フックで中央に掛けます。

錘付き紐とゴム紐の連結はこんな感じ。

なぜか、ここらへんの細かな詳細を紹介している動画がなく、
購入前に気になるところでもあるので、ボクは紹介しました。

この商品に限ったことではないですが、
かゆいところに届いていない、案件チューバー多いですよね~。

 
 

それでは、実際にアライメント測定してみよう!

なるべく水平位置での2個を外して、サポートSを2個つける。

右フロント、

こんな感じでサポートSを2個装着

円盤をつける。

PCD114.3は長穴の外側になるようです。

締めていったら自然とそうなりました。

測定板は先に組んでいても、

こんな感じにすれば、取り付けれました。

 
キャンバーを測ってみましょう。

測定板の上の

キャンバーの切り欠きに

錘つき糸をひっかけて、

計測。

風があると糸の揺れが止まらず、見にくい。

ってなわけで、デジタル角度計!

90 – 87.05 = 2.95度 = 2°57′

Lアングル、即興キャンバーゲージだと、
http://soarer.in/20250520/id2710/

90 – 86.95 = 3.05度 = 3°3′

右リアにサポートLを取り付けていきます。

運よく水平位置らへんにナットがきてた。

そして、トーの計測。

測定板の先端の切り欠きに、

錘つき糸をたらし、

ゴム糸と繋いで、

サポートLに取り付けます。

深い溝が基準位置。

20ソアラは、前後トレッドは、1.460mで同じなので、補正不要。

トーの数値を読み取ります。

0度のようです。(昨年3Dアライメント結果では-1度)

トーイン、トーアウト、イメージしてどっちに触れてたらどうかを判断。

あ、フロント、ローターの内側に3mmのスペーサーあるんだった。

ので、2.5mm 補正してみた。(1溝が5mmなので、溝と溝の間の山に掛けてみた)

結果、大して変わらず、0度か、ほんの少しトーアウト。

補正しなくても良さそう。

左フロントの測定に移ります。

2個ナット外して、サポートSをつけて、測定板を装着。

キャンバーを

計ってみようとしたけど、

5.5度までしか計れないので、こうなります。

デジタル角度計使えば、問題なし。

90 – 84.2 = 5.8度 = 5°48′

4°くらいしかつけてないはずなので、
いかにココが水平じゃないかが分かりますね(^-^;

キャンバーは、水平な位置じゃないと当てにならないんで、辛い。

トーの計測へ。

先端に錘つき糸を垂らし、
リアのサポートLにゴム糸をひっかける。

微妙にトーインかな。(昨年3Dアライメント結果では-1度)

(フロント、トータルでトーアウト2度にしてもらってたんだけどなぁ)

俯瞰でトーイン、トーアウトをイメージし、
どっちに触れたらどうなのかを見極めます。

 

前後トレッド、念のため計測してみようと思い、

測定板の中心から錘つき糸を垂らし、マーキング。

測定板じゃない方は、サポートLの深溝基準点から

糸を垂らしてマーキング。

結局はリアにも測定板装着するので、中心から糸垂らしてマーキングした。

左リアのキャンバー参考値。

90 – 85.65 = 4.35度 = 4°21′

トーの計測は、

逆側も測定板だった場合は、

中心にフックをかけるようです。

こんな感じ。

2.5mm刻みで補正できる切り欠きあり。

トーイン 20分

測定板同士から、サポートLへ

付け替えて、

再度測定してみる

トーイン20分。

サポートLを使った場合との誤差もないようです。

左リア

このように俯瞰で、トーイン、トーアウトをイメージすると、
どっちでどっちかが分かります。

右リアも計測していきます。

キャンバー参考値

90 – 87.40 = 2.60度 = 2°36′

ゲージでも見てみると、

同じくらいですね。

水平出ていないので、まったく参考にもならないんですけどね。

右フロントにサポートLをつけて、

右リアのトーを測定

きもーち、トーインかな。

俯瞰して、トーイン、トーアウトをイメージ。

 
 

で、左リアのトーイン20分を0に調整しようと思います。

ジャッキアップするとトーイン40分になった。

なんとかジャッキアップで、調整2か所に手が届きます。

フロント寄りのこのカム調整で、

いい感じにできた。

ので、マーキングしなおし。

左リアですが、

実は、この調整がズレたんですよねぇ。

リア寄りのこの調整偏心カムが

下図の状態になっていて、ポジキャン、トーインになってしまって。

それが、2回も起きるという。謎の不具合発生なんです。

1年前の4月頃気づいたのが1回で、
その後新品タイヤにして3Dアライメントを取りました。

そして、それから1年が経過した今年も
4月のデフオイル交換時にズレていることに気づいて、目視で調整したとです。

ボルトナットは緩んでいなかったんで、サーキット走行後にズレたのかなと推測。

なので、最近はマーキングして、ちょくちょく下から覗いてチェックしてます。
鹿児島、宮崎往復したけど、問題なし。

 
 

最後に、前後トレッド幅を実測してみます。

フロントの測定板中心間の幅は、192.6cmくらい。

リアの幅は、

192.6cmくらい。

あれ?
フロントはローターの内側に3mmスペーサーあるので、
フロントが6mmほど幅広になると思っていたけど
前後差ない感じでした。

そもそも、錘つき糸を垂らしてのマーキングが、
揺れがあって数mmの誤差は発生しそうだから、正確性に欠けるんだろう。

測定自体も、2.5mm補正してもしなくても、差がなかったので、
今後は、基準点での測定でいいかなと思った。

水平が出ている場所が恋しい。
キャンバーが全然参考にならない・・・orz