250TRスプロケとチェーン交換

サンスター前後スプロケット+DID520VX3ゴールドチェーンセット

ヤフオクで26,640円+送料1,040円

250TRの純正サイズのセットです。

ちなみに、純正はまだ買えます。
フロント:13144-1214 スプロケツト(アウトプツト),15T ¥3,850
リヤ:42041-1476 スプロケツト(ハブ),38T ¥5,555

SUNSTAR フロントスプロケット 334-15
歯数:15丁 クロムモリブデン鋼(SCM)

SUNSTAR リヤスプロケット RK-112-38
歯数:38丁 超々ジュラルミン(A7075-T6)

https://www.sunstar-kc.jp/product-information/sprocket/

DID チェーン 520VX3 ゴールド

104ZB

104リンク、カシメジョイント付きシールチェーン

チェーンのサイズ表記の詳細は、

DIDのホームページが分かりやすいです。
https://didmc.com/basic/#a02

サンスターのスプロケ

フロント15丁

リア38丁

リアは、めっちゃ軽い。

DIDチェーン

サビ防止でしょうか、グリスべったり。

カシメジョイントも入っています。

フロントスプロケの固定ナットとロックワッシャー
新品準備しておきました。

92200-1065 ワツシヤ ¥264
92015-1963 ナツト ¥627

リアスプロケのボルトとナット

92210-0276 ナツト,ロツク,フランジ,10MM ¥77x4
92151-1072 ボルト,10X52 ¥209x4

 

OSCARのチェーンカバーにしたので、チェーンがよく見えるようになり、

ボロさが目立つので、交換していきます。

 
まずは、フロントスプロケット交換から。

ステップのボルト緩め、

チェンジペダルを外し、
カバーを外す。

チェンジペダルとカバーを取るのに、ステップが邪魔しているので、

ボルトを緩めて、

ブラーんとさせておき、

ペダル撤去。
(チェンジ感覚が変わらないように、外す前に、マーキングしていた方がいい)

スプロケカバーは、ボルト3本。

同じ長さです。

スプロケカバーの裏面はこんな感じ。

マニュアルでは、ワイヤホルダを外すってなってるけど、
別に邪魔になって無さそうなので、ホルダは外さずに進めてみます。

曲がったワッシャを平らにし、

リヤブレーキをかけて、ナットを緩める。
(初期のF1:2002年式、F2:2003年式は、少し形状が違うようです)

27mmのソケットが必要です。

めっちゃ固い!

規定トルクだと125Nmだから、ホイールナットくらいなのに、緩みません。

しかたない、中華KIMOのインパクトでやってみるか。

最大220Nmって謳ってるけど、中華ですからねぇ。

ダメだろうなぁと思ってたら、

リアブレーキも踏まずに、ブルン♪

あっさり緩みました。KIMOやるじゃないか!

最初から使えばよかった(^-^;

リアブレーキ踏みながらで姿勢が悪かったというのもあるので、
二人がかりだったら、インパクト要らずだったかも。

チェーンを最大限たるませて、チェーンと共にスプロケを外すようなので、

チェーンをたるませます。

リヤのリンクナットを緩め、
アスクルナットを緩め、アジャスタを動かすようです。

リアホイールも外してスプロケ交換予定なので、
リンクナットは外しました。

割りピン抜いてアスクルナットを緩め、アジャスタをダルダルにし、

チェーンとともに、フロントスプロケ

とったどー!

エンジン側はこんな感じ。

なので、形状から、
SUNSTARの刻印側がエンジン側になるように

つけるようです。

せっかくなので、軽く清掃しておきました。

ナットのねじ部に二硫化モリブデンを塗布するらしいので、

塗布して、

つけておきます。

締め付けトルクは125Nmですが、今は仮締め。
リアも交換後に本締めして、ワッシャー曲げる予定。

 

リヤホイールを外していきます。

リンクナットは外したので、
ブレーキアジャスティングナットを

外し、

既に緩めているアスクルナットを外して、

ジャッキアップもし、

アスクルを引き抜きます。

右側は、カラー、アジャスタ、ワッシャ、ナットと外れます。

リヤタイヤ、

とったどー!

ポロっとドラムブレーキ部が外れます。

シューの厚みはまだまだ大丈夫そう。

ベアリングも

回してみて、問題なさそう。

スプロケ固定ナットを4個外したら、

スプロケとったどー!

裏面はこんな感じ。

フロントと違って形状は同じようです。

向きは気にせず交換していいっぽい。(ロゴが見えるようにつけるけど)

ドラムブレーキ側と同じで、ポコンと

外れます。

ダンパー、ベアリング、

問題なさそうです。

ボルトはポロっと取れます。

こんな感じで刺さっているだけ。

グリスをキレイ拭き取り、ベルハンマーのメタルグリスを塗って組み戻しました。

ボルト、ナットは

新品に交換します(気持ち的な問題)。1本、ボルトがすごい白い粉ふいてたけど。

 
日当たり良好で、暑い!

リアスプロケのナットの締め付けトルクは、

59Nm

さて、最後にチェーンを交換。

純正チェーンのようで、継ぎ手がない。

ので、サンダーで、頭を削って、

かしまる君でピンを抜こうかと思ったけど、

サンダー使うなら、切っちゃった方が

早い!

KIMOの工具、大活躍。(サンダーは、穴径22mmと一般的な15mmと違うのが難点ではある)
http://soarer.in/20211127/id1720/#tag1

 
チェーンを撤去したついでに、清掃。

このガイド部分が汚れてると、せっかくの新品も台無しなのでね。

新旧比較

カシメジョイントを

DIDのかし丸君で、カシメていきます。

以前使ったことあるので、要領は得ているつもり。

グリスを全部使い切る勢いでブシュブシュに使って組み、

プレート圧着

他の箇所の厚みと同じくらいになったことを確認。

そして、ピンの花を開かせました。

右は少しど真ん中からずれたのか、ちょい失敗気味ですが、

大丈夫でしょう。

250TRのサービスマニュアルは、
高級な江沼のEKチェーン工具が採用。

ZRX1200DAEGのサービスマニュアルでは、DIDのかしまる君が採用だったのに。

 

リアホイールを付ける際、アスクルナットを締める前に、

ブレーキアジャスティングと、トルクリンクを付けておきます。
(アスクルナットを締めこんでしまうと、可動範囲が狭くなりつけにくくなる)

チェーンの張りを調整

標準値は30~50mmとのこと。

サスペンションがフルバンプしても、ちょい余裕があるくらいにするのが本来でしょう。
たるんでると思っても、バンプさせると、ピーンとなることがよくあるので、
張り過ぎには注意です。

サスって、ラッシングベルトなどで縮めれたりするのか!?
それなら、一人でも、サスをバンプさせた状態にして、チェーンの張り具合を確認できそうな気がする。
ラッシングベルト買ってみるかな。

リアのアスクルナットの締め付けトルクは98Nm

割ピンが入らね~。ナットやり直しか~、

と思ったら、
横の穴が貫通してました。

よかった。

そして、トルクリンクナットの締め付けは34Nm

フロントのスプロケの本締めをし、125Nm

ワッシャーを曲げておきました。

スプロケカバー、チェンジペダルを戻し、
ステップボルト54Nmで締め付けて、

完成!

 

ビフォー

アフター

約20年前の2005年式(平成17年式)の250TRですが、ボロい部分を交換しまくって、
いい感じ♪

そもそも、
昭和63年式(1988年)の20ソアラ乗りからすると、全然古く感じないんですけどね。