フロントブレーキホース交換

手が短いせいか、ハンドルが遠く感じて、
高さを上げて寄せての調整パーツを入れているため、

ブレーキホースが、パッツンパッツンなんです。

クラッチやアクセルワイヤーは、なんとか大丈夫です。
もっとアップハンドルとかにする場合は、ワイヤー類も長いものに交換が必要らしい。

ブレーキホースだけが、ずっと気にはなっていて、

分岐の箇所とかバンジョーボルトが錆び錆びだし、

ホースは、ゴム~ってな感じだし。

ホースを交換したいと思ってたんですが、
純正交換タイプの社外品がなく、長さがちょうどいいものも見つからず、
ステンレス素材にすると高いし、

で、延び延びになってました(^-^;

 

まずは、パッド交換から。

カバーを

6角ボルトの3mmを2本外すと、

取れますので、

ピンを抜けば、

パッドが外れる状態。

引っ張ると、ブレーキパッド、とったどー。

厚みはまだまだ十分、てか新品レベル?

対向6ポッド、、、エンドレスのチビ6みたいな。

錆び具合から、OHしたい気持ちが湧いてきましたが、
6ポッドなんで、面倒くさそう。
4ポットで懲り懲り状態なので、

6ポットOHは、また次回かな(^-^;

パッドは、リアと同様、

デイトナの赤パッドにしてみました。
品番「79846」トキコ6POT専用
ZRX400/2 98年以降。

ボクのはZRX400で、95年式の前期なんですが、ブレーキは後期流用してるようです。
Amazonで2,654円でした。
片側分しかないので、2セット必要で、5,000円ちょい。

新旧比較。赤パッドは真ん中に溝がありますが、

元々ついていたパッドは、面積が大きいです。
(赤パッドは、リア同様、軽くヤスリで面取りしました)

意味あるのか分かりませんが、シリコングリスを塗って、

取り付けました。

サクッとパッド交換終了です。

あ、逆側も、

同様に、

簡単に、

交換が

できました。

 

さ、ここからが、やりたいことの本番。

ホースですが、ZRX400のリア用2本を、

フロントのキャリパーから分岐ジョイントまでに使います。

ホースの長さは、バンジョー穴間で45cm。
バンジョーは、45°、20°。

そして、分岐ジョイントからマスターまでが、
39cmくらいなんですが、
その長さの車種がないかを問い合わせるも、

オーダーメイドできますから。という回答で、他車種のホースの長さは教えてもらえず。

ブレーキホース長って、車種別で公表されていないんですかねぇ。
長さが合う車種あれば、ネットで安いところ探して購入できるのになぁ。

仕方なく、オーダーメイドしました。
http://www.acv.co.jp/build_a_line/03_semiorder.html

ステンレスブラック、1本、45°、ストレート、390mm、ピッチ1.25

ZRX400と記載されてますが、オーダーメイドなので車種は関係ないので、
問い合わせの入力欄を反映してるだけかな。

税込13,430円。と、ちょいお高め。

もしここを参考にされている方がいらっしゃるなら、
45°~ストレートではなく、45°~20°にしておいた方がいいです。
ストレートだと、ヘッドライト裏に干渉気味でした。(目視判断ミスりました)

あと、ホースの分岐ジョイント。

品番「43061-1002」ジョイント(ブレーキ) (\2,770 税込 3,047円)

アルミ製のようでしたので、
ジョイントはおそらく錆びていないので再利用も可能でしたが、

結構ボロく見えたので、新品に交換することに。

あと、グッドリッジのステンレス、ダブルバンジョーボルト。

ホースのオーダーメイド時にも頼めたようですが、
楽天で売っていたので、そっちで購入。

グッドリッジ P1.25W ステンレス黒

楽天にて944円+送料350円。ポイントを加味すると少しお得でした。

1個目の穴の中心までは、5.24mmほど。

2個目の穴の中心までは、14.52mmほど。

こんな感じで、ワッシャーがつく。

ワッシャーの厚みは1.25mm。

ちゃんと、穴の中心に、バンジョーが来るかを確認しました。

全部、グッドリッジで揃えたから当たり前かもですが、
中心にきます。

グッドリッジは、

穴が大きいんで、

いいんですよね~。すり鉢状になっています。

頭は14mmです。

あ、ホースのバンジョーの厚みは、8mmです。グッドリッジは。

他社、純正は、厚みが10mmです。
なので、ワッシャーやボルトも、グッドリッジ用を考慮しないといけませんので、
グッドリッジ製を使う際には、お気をつけを。

早速、ホースを外していきます。

両側のキャリパーの箇所を外し、ブレーキ液を排出。

ジョイントの固定箇所、

ボルト2本を外すと、

ホーンの固定ステーも外れ、

こんな感じに、ブラブラ。

そして、マスターの箇所を外せば摘出となりますが、
ちょっと、マスターを覗いてみます。

ネジ2本外すと、
内蓋?

さらにゴム蓋?

で、こんな感じ。

容量小さいですよね~。

バンジョーボルトを外し、

ホースとったどー。

ん~、錆びてる。

グッドリッジのホースを、モリブデングリス塗って、軽く組んでおきます。

なんで、元々組んだ状態で売ってくれないんですかねぇ。
リアのときにも思いましたけど、ちゃんとトルク管理するなら、
11mmのスパナのトルクレンチが必要になります。

ボクは、アルミと違ってステンレスだから頑丈だろうと思って、
手ルクレンチで、テキトーに締め付けますがね(^-^;

仮組で、並べてみました。

ちなみに、
純正は、マスターからジョイントまでが穴間「36cm」
ジョイントからキャリパーまでが、穴間「46cm」「46cm」でした。

これを、「39cm」、「45cm」「45cm」のものに交換していきます。

3本ホースが必要になり、計3万円オーバー。

社外品は、分岐ジョイントは使わず、マスターから2本直結となるものばかりです。

そっちの方が、いいのかなぁ?

ただ、そうすると、マスターから2本生えるので、見た目が派手になるんですよね~。

純正っぽく、さり気なく、高級ステンレス♪ってのを目指してます(^-^)

 

ホースを取り付けたら、エア抜きです。

リア同様に、注射器が活躍でした。
バイクは、注射器ないと厳しいですね~。

レバーを握るだけでは、マスターが小さいせいか、空気が出てこない。
ある程度エアが抜ければ、レバー握るだけの普通のエア抜きで大丈夫でした。

 

そして、試走。

各部点検。

漏れ、

滲みなどなく、

いい感じです。

赤パッドの効き具合も、良さげです。

もともと効き具合に不満はなかったので、
そんなに変化も感じられずですが(^-^;

リアに、フロントと、
ブレーキホースにバンジョーが、高級ステンレスブラックになりました♪